シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル客室リノベーション工事

概要

所在地 千葉県浦安市
延床面積 90,400㎡
構造・規模 SRC造 地上12階 地下2階
用途 ホテル
種別 既存
業務期間 2014年5月~2015年8月

カテゴリー:

◆プロジェクトの特徴

築25年のリゾートホテルにおける「販売単価の向上」「稼働率の改善」を目的とした約274室の客室改修プロジェクトです。
設計のポイントは大きく分けて2点あり、特定フロアの全面改修と稼働率の低いスイートルーム(1室)に新規界壁を設けてスタンダードルーム(2~4室)へ分割する改修です。
フロアごとに異なるデザインコンセプトを持つホテルであり、改修工事の対象は「和テイスト(3F)」「ファミリー向け(6,7F)」「最高級グレード(12F)」でした。
共用廊下、エレベーターホールも工事対象であり、基本的には既存の下地を活用する改修でした。

◆業務概要

CM業務
・基本計画立案に関する技術支援
・設計者選定に関する技術支援
・施工者選定に関する技術支援
・工事費の妥当性に関する技術支援
・工事発注に関する技術支援
・設計モニタリング
・施工モニタリング

◆プロジェクトでの主な役割・機能

・人的補完機能
開始当初より発注者及びホテル運営者側の調整をアセットマネージャー(AM)が行い、設計・施工業者側の調整及び全体統括をCMRであるアクアが行うスキームを構築しました。
またアクアが発注者チームの窓口となる事を明確化する事で全ての情報がCMRに集まるようにし、情報の共有不足から発生するリスクを回避できるよう考慮致しました。
さらに、関係各社が緊密な連携を保てるよう働きかけ、プロジェクトの円滑推進を実現しました。

・プロジェクト運営支援機能
プロジェクト開始時にコンセプト立案を行うとともに工事金額を算出、事業予算との乖離が無いかを検証しました。
予算検証を経て改修工事の基本計画をアクアが作成し、お客様に提案する事で工事概要の早期決定へと導きました。

・調達方法の最適化支援機能
デザイナーによる基本設計及び、総合建設会社による実施設計施工一括発注方式を提案。
デザイナーの企画力を活かしつつ、設計施工者の設計力と施工管理能力を最大限活かすことが出来ました。
FFEに関しても複数の発注方式を提案。結果的にコストの最適化と適切な品質の確保を達成できました。

・調達プロセスの透明化機能
デザイナー及び設計施工者の選定に際しては各社を客観的に多角から評価。戦略的調達計画の実行に寄与しました。

・価格妥当性検証機能
基本設計終了段階において設計施工者を選定する際はCMRが設計図書の作成を補助。
設備も含めて詳細な見積を作成できるレベルの図面を交付し、「後のベンチマークとして利用できる」ような概算見積を徴収しました。
実施設計終了段階の「精算見積」の上ブレを抑える為、実施設計期間中をコストコントロール期間とも位置付け、厳格なコスト管理を行う事で予算内での調達を実現しました。

・品質、工程妥当性検証機能
設計の進捗に合わせて設計項目評価シートを作成し、関係者が共有することで重要度の高い項目を把握、スムースな意思決定のための材料として活用しました。