足利ロジスティクスセンター2

概要

所在地 栃木県足利市
延床面積 33,058㎡
構造・規模 S造 地上1階
用途 物流施設、一部事務所
種別 新築
業務期間 2015年7月~2016年10月

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◆プロジェクトの特徴

・お客様(発注者)が外資系で本国政府の資産を多く取り扱う投資会社であることにより、発注プロセスや工事費の妥当性など多岐の事項において、客観性および透明性を強く求められたプロジェクトでした。
・自社単独での大規模な開発としては最初のプロジェクトでした。
・工事費発注スキームが、設計施工を前提とした基本設計段階での指名競争入札方式(構造形式については施工者提案)でした。

◆業務概要

■基本設計段階
・入札用資料・図書の作成補助および取り纏め
・設計施工者入札資料の精査検証
■実施設計段階
・設計内容のモニタリング、助言
・設計施工者決定時からの工事費増減に関する妥当性検証
■施工段階
・監理状況の確認、出来高確認
・追加増減工事に関する妥当性検証
・各種事業者立会い検査に対する支援

◆プロジェクトでの主な役割・機能

【説明責任支援】
お客様(発注者)が外資系の投資会社であることからも、投資家への十分な説明責任を果たすことが必要で、透明性・妥当性確保を目的として、第三者の客観的観点に基づいた各種支援を行いました。

【人的補完】
お客様(発注者)の技術担当者は複数の物件を担当し多忙な状況であったため、一部の業務で発注者業務の支援も行いました。

【調達プロセスの透明化・価格妥当性検証】
基本設計段階で構造に関してはプロポーザル方式を採用した概算見積による設計施工者を決定する発注スキームでした。
そのため以下の業務により、調達プロセスの透明・価格妥当性を確保に努めました。
①設計施工者決定時の見積内容、金額および提案内容の客観的評価
②実施設計期間における設計進捗に伴う工事費増減のモニタリングおよび関係者間での情報共有
③実施設計完了後の精算見積での施工者見積の妥当性業務(設計施工者選定時から増減内容の明確化)
④施工段階での工事費増減のモニタリングおよび関係者間での情報共有 など

【品質妥当性検証】
お客様(発注者)の要求する品質を確保するために、各段階において工事費の妥当性と併せて品質確保のための検証・助言を行いました。

【工程妥当性検証】
竣工時期の厳守のため、設計施工者提案の実施設計および施工スケジュールの実現性の検証・確認・助言などの工程管理に関わる各種支援を行いました。
また、施工段階においては月毎に監理報告書や現地確認による工事出来高についての確認を行いました。

◆業務効果、お客様の声・評価

プロジェクトの各段階において業務を確実に行うことにより、下記に挙げる結果となった。
①基本設計段階での設計施工者決定の発注プロセスにおいては、基本設計段階での合理化および十分な競争原理と有効な施工者提案などにより、市況価格との比較においても妥当な価格かつ予算内での工事費合意を行うことができた。
②概算時合意金額から実施設計完了後の精算見積では工事費の増額はなく工事着工が出来た。また、竣工時においても工事費の追加なしで建物引渡しとなった。
③工程の遅延なく、当初の予定通り竣工引渡しとなった。
③建物品質に関しては、竣工検査での一部手直し箇所は発生したものの、特に問題なく建物引渡しとなった。