アクアは、建設プロジェクトの成功をサポートするだけでなく、建物を保有・管理・運営される企業の方向けにも複数のサービスメニューを用意しています。
アクアが提供する4つの主要サービスと費用について、実際のプロジェクトや事例をもとに、業務のメニューや費用のイメージをご紹介いたします。
なお、全ての費用は、業務にあたるコンストラクションマネジャーの人件費単価と工数の積み上げにより算出しています。また、人件費単価は国土交通省が定める「設計業務委託等技術者単価」に所定の諸経費と技術料を加算したものです。
※記載されている金額は、すべて消費税は別途になります。
CASE01
工事費予算立案支援・概算見積・見積精査・VE提案など
建設プロジェクトの立ち上げからプロジェクトの途中段階におけるコストの検証まで、事業予算の見通しや、プロジェクト進行中のコストのハンドリングに不安を感じられている方にお勧めのメニューです。
プロジェクトの立ち上げ段階ではお客様が精度の高い事業予算を立案するために建設関連費用の算出の支援、基本計画や基本設計段階ではコストの見通しの精度を高めるための概算工事費算定支援などを行っています。施工者選定時などのゼネコンから受領した工事見積書の精査や、妥当性検証のサポートも行っています。
また、概算算出や見積精査だけでなく、建設技術に精通したアクアの技術スタッフがVE提案や実現可能な代替案を立案し、予算内に収まるような改善提案までサポートしています。
このような状況におすすめです
- 予算立案や事業性判断のため、プロジェクトの建設コストを正確に把握したい
- 前例となるプロジェクトがなく、現在の要望を実現するためにいくらかかるのか知りたい
- ゼネコンから提出された工事見積書の妥当性が判断できないため、内容を精査してほしい
- 当初の計画から大きな変更が発生したのだが、工事費に与える影響を確認したい
- 設計図に高コスト要因や合理的でない部分が無いか検証して欲しい
費用イメージ
概算見積もり
業務期間:
3週間~1ヵ月
費用:
50万円~150万円
5,000㎡程度のオフィスビルを想定
※建物規模や用途、設計の進捗度によって費用は変わります。
ゼネコン見積内容の精査・妥当性検証
業務期間:
2週間~3週間
費用:
200万円~300万円
5,000㎡程度のオフィスビルを想定
※建物規模や用途、設計の進捗度によって費用は変わります。
上記以外のパターンについても柔軟に対応いたします。詳しくはお問合せフォームよりご相談ください。
CASE02
プロジェクトマネジメント/コンストラクションマネジメント
建設プロジェクト全体を対象としたプロジェクトマネジメント/コンストラクションマネジメントによるサポートです。アクアの高いコストマネジメント能力を軸に、お客様と一体となってプロジェクトの成功を支援いたします。新築・改修・設備更新など、プロジェクトの種類を問わず支援可能です。
お客様の立場から、設計事務所や建設会社からの提案や要望の妥当性を検証するとともに、プロジェクト体制の構築、設計施工者選定支援、コスト・品質・スケジュールの管理など、プロジェクトを円滑に推進するサポートを行います。
プロジェクトの初期段階に、お客様よりプロジェクトの概要を伺ったうえで、建設技術に精通したアクアのコンストラクションマネジャーが、プロジェクト固有のリスクを特定し、プロジェクト成功に向けて必要なタスクを抽出します。業務提案と見積を提出し、お客様に納得いただいたうえで、プロジェクトのサポートを開始いたします。
このような状況におすすめです
- 要望する建物のイメージはあるが、設計者や施工者の依頼先が分からない
- 建設事業の経験が少なく、設計者や施工者などの専門家からの提案の妥当性を判断できない
- 経営者や投資家、管理・運営部門などから頻出する要望を予算通りに実現するため、プロのサポートが欲しい
- アトリエ系設計事務所やインテリアデザイナーが参画するデザイン性の高い施設のため、予算オーバーを強く懸念している
- ゼネコンに設計施工で参画してもらうスキームではあるが、工事費が高止まりしないか心配している
費用イメージ

費用はコンストラクションマネジャーの人件費単価と工数の積み上げにより算出します。プロジェクトのマネジメントスケジュールも作成し、費用の内訳と共に業務提案書として提出いたします。
上記以外のパターンについても柔軟に対応いたします。詳しくはお問合せフォームよりご相談ください。
CASE03
維持管理支援・ファシリティマネジメント
再開発ビルや空港などの大型の施設、事務所ビル、ホテル、物流施設、共同住宅などを複数(若しくは単体)所有している企業向けのサービスです。保有・管理・運用、いずれの立場の方でもアクアをご活用いただけます。
施設の維持管理状況把握のための技術支援、改修工事を計画的に予算化する中長期修繕計画の策定、改修工事の実行に向けたプロジェクト推進のサポートも行います。
また、頻出する修繕工事や更新工事の金額の妥当性を検証するコスト精査業務まで、煩雑な保有建物の維持管理・ファシリティマネジメントを総合的に支援いたします。
このような状況におすすめです
- 取得を検討している物件において、売り主側が作成したER(エンジニアリングレポート)に対しての検証を行いたい
- 建物の不具合発生に伴って都度修繕を実施しているに過ぎず、計画的な維持保全が出来ていない
- 改修工事を進めたいが、いつもの施工会社に頼んでも競争が働かず、コストの高止まりを懸念している
- 維持管理はPM(プロパティマネジメント)やBM(ビルメンテナンス)会社に頼りきりで、所有者として建物の現況を把握できていない
- ERをもとに毎年の修繕更新工事予算を立てているが、実際の工事金額との乖離が大きく、投資家への説明に毎回苦慮している
- 予算化するために工事費の目安を知りたいが、施工者に依頼できるような資料も無いし、類似の過去実績もない
- 日々発生する修繕工事や更新工事の金額の妥当性について検証を行いたい
費用イメージ
大手デベロッパーによる物件取得検討時における技術支援
業務期間:
2ヵ月
費用:
300万円
70,000㎡の事務所ビルを取得する際の技術支援。対象建物の長期修繕計画の検証、及び概算工事費算出。
大規模改修工事のコンストラクションマネジメント
業務期間:
1.5年
費用:
2,000万円
ホテルを主用途とした10,000㎡の建物の大規模改修工事におけるマネジメント。
上記以外のパターンについても柔軟に対応いたします。詳しくはお問合せフォームよりご相談ください。
CASE04
定額・包括契約による技術支援
建設技術の知見を要する業務が継続的に発生する場合、年間定額を結ぶことでアクアをインハウスの技術部門のように活用いただけるサポートをご用意しています。
また、修繕更新工事の見積精査業務のように、非定期ですが随時発生するような業務に関して、あらかじめ定めた人件費単価と費やした工数にて月毎や四半期ごとに精算するサポートもご用意しています。
多くの施設・建物を保有・運用・管理・運営しているデベロッパー、不動産投資会社、PM会社や事業会社などで、建設技術者が社内不在、もしくは不足している会社にお勧めのサービス形態です。
このような状況におすすめです
- 複数の物件の保有・管理・運営で、定期的に技術的なサポートを必要としている
- 不動産の取得や売却が定期的に発生するため、物件に関する調査や相談をタイムリーにサポートしてほしい
- プロジェクト化されていない非定型業務が多いため、定額で技術面をサポートして欲しい
- 定期的に発生する修繕更新工事金額の妥当性を検証したい
- 技術系社員が不足しているが、雇用するほどの余裕はない
費用イメージ
全国に医療施設を保有する法人との年間定額業務
費用:
120万円/年間~
メールや電話での問い合わせに対する技術的アドバイスの提供
全国に不動産を保有する不動産会社との包括契約業務
費用:
15万円/人・日~
都度発生する非定形業務を、あらかじめ定めた人件費単価と要した工数にて月毎に精算。
上記以外のパターンについても柔軟に対応いたします。詳しくはお問合せフォームよりご相談ください。