プロジェクト[劇場・ホールCM活用事例]COOL JAPAN PARK OSAKA
大阪の文化発信エリアで、PFI事業の劇場建設プロジェクトをマネジメント
COOL JAPAN PARK OSAKAは、大阪屈指の文化拠点である大阪城公園内に計画され、大阪を訪れる訪日外国人をはじめ、国内外の来園者のさらなる増加を目指して創られた施設です。3つのホールを持つ、2棟の劇場からなるプロジェクトです。
アクアは日本を代表するエンターテインメント企業とともに、施設利用者の使い勝手に配慮しながらPFI事業の採算性も確保する、バランスのとれたマネジメントを実施しました。
本プロジェクトはPFI事業であるため、初期段階で運営事業者の要望と実現するための建設費のバランスが取れず、プロジェクトの採算性の確保に苦心していました。
アクアは、建設技術・コストマネジメントのプロとして、運営事業者の立場から技術的補完を求められて、プロジェクトに参画しました。
参画後、課題であった建設費に対し、アクア自らが概算を算出し、その概算をベースに事業者・設計者・施工者とそれぞれ協議を重ねました。エンターテインメントのプロである運営事業者と、建設技術のプロである我々がそれぞれの視点から計画を再検討し、プランや工事費、予算の見直しなどを行うことで、各関係者が合意できる工事金額を設定することができました。それまで思うように進まなかったプロジェクトも再スタートし、各関係者が同じ目標に向かって取り組むことで、当初提示した竣工スケジュールを守ることができました。
プロジェクト概要
- 所在地
- 大阪市中央区
- 延床⾯積
- 6,278㎡
- 構造・規模
- S造 地上2階
- 用途
- 音楽堂
- 種別
- 新築
アクアが担当した業務段階
- 企画設計
- 基本計画
- 基本設計
- 実施設計
- 施 工
- 維持管理