プロジェクト[学校CM活用事例]学校法人電子学園 すみだメディアラボ

学生や周辺一帯の地域住民にも開かれた施設(放送スタジオ)整備プロジェクトのマネジメント

学校法人電子学園

学生や周辺一帯の地域住民にも開かれた施設(放送スタジオ)整備プロジェクトのマネジメント

本プロジェクトは学校法人電子学園が墨田区より貸与を受ける大学整備用地の一角に、BS番組の制作などを通して社会・地域貢献することを目指した教育研究拠点の新築計画です。隣地には別大学のキャンパスもあり、計画地を含む周辺一帯の更なる活性化も求められています。本スタジオは運営会社へ貸出しや協力運営をしながら、学生・地域住民と共に連携して使用できるスペースや、魅力あるコンテンツやイベントの創出を目指して運用されます。

 

アクアはお客様の技術サポート役として、プロジェクトが適切な方向へ進むように、予算管理(コスト管理)・スケジュール管理・品質管理の支援を行いました。発注者、運営会社、出資者及び設計施工者との間に立ち、契約スキームの構築、各社の請求・支払スケジュールの作成と管理を行いました。また、プロジェクト予算書の作成、更新、管理も行い、プロジェクトを進めました。

設計施工者が1社特命物件であった為、各段階で、施工者が作成した工事見積書の妥当性を検証し、検証結果に基づき施工者との協議も実施し、VE/CDの提案・調整を含めてコストマネジメントを行いました。

 

設計段階では設計内容の把握・理解を入念に行い、適切なタイミングでお客様が判断する為の助言を行いました。同時に、お客様と設計施工者との間に立ち、第三者的立場で調整事項に対する技術的助言を行いました。また、プロジェクト途中で予算の縮小見直しが必要となった際は、規模縮小に対する計画案の作成(計画平面図・透視図の作成)をアクアでサポートしました。

 

工事段階では、お客様側の建築技術者として定例会議・各種発注者検査に立会い、技術的なサポートを行いました。また、工事段階で発生した地中障害に対して、処理計画方針策定・助言を行うなど、不測の事態に対しても的確にお客様をサポートしました。

 

プロジェクトを通じて第三者的立場からのマネジメントを実施し、お客様のみならず、設計施工者からもその客観性・公平性を高く評価頂き、円滑にプロジェクトを進めることが出来ました。

プロジェクト概要

所在地
東京都墨田区
延床⾯積
805.6㎡
構造・規模
S造 地上2階
用途
放送スタジオ
種別
新築

アクアが担当した業務段階

  • 企画設計
  • 基本計画
  • 基本設計
  • 実施設計
  • 施 工
  • 維持管理

お客様の声

映像スタジオでありながらも、教育施設の両方の役割を持つ施設であるという特性をご理解いただき、計画当初より発注者、利用者、建設会社など関係各社の間に入り、細やかな調整を行っていただいた事で関係者だけでなく、地域の方や業界の方からも「いい施設ですね」とお褒めの言葉をいただく素晴らしい施設を作ることができました。
コロナ禍もあり、リアルタイムで様々な課題、変更や要望が発生する中、適切な判断ができるよう、総合的にプロジェクト運営をサポートしていただけたと感じています。
墨田から、地域や世界に誇れる施設を一緒に作っていただき感謝しています。

学校法人電子学園 ご担当者様

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