大阪・関西万博、パビリオンの建設プロジェクトを支援
施設全体を横断するコストマネジメントで成功に貢献
大阪府大阪市における2025年大阪・関西万博の施設整備事業のCM事例です。本プロジェクトは、万博協会が発注する施設における工事費の妥当性検証とコストコントロールを行うことが重要な課題でした。アクアは本業務の入札に参加し、パビリオンや展示施設、大催事場など全施設の工事費を横断的に検証する業務を受託しました。
設計段階においては、設計変更等に起因する増減見積の妥当性を客観的な立場から検証しました。建設費が類を見ない高騰を示す中、最新の市況の把握、プロジェクト特性を踏まえた適正価格の算出、発注者の意思決定に必要な透明性の高い情報提供などを行いました。施工段階においても、施工者から提出される変更金額の妥当性確認や、スライド条項を適用した物価スライドのコスト確認、各事業者から提案されたVE/CD案のコスト縮減効果を取りまとめ、期日通りの博覧会開催に貢献しました。
ポイント
- 万博という国家的プロジェクトにおいて、工事費の妥当性確認とコストコントロールを支援
- 全施設を横断的に同一基準でコストを検証することで、情報の透明性を確保
- 工事発注に携わった経験のない担当者でも理解しやすい柔軟なコストチェック方針を提案
- タイトなスケジュールと急激な物価上昇といった状況下でも、円滑なプロジェクト推進に貢献
プロジェクト概要
所在地 | 延床面積 | 構造・規模 | 用途 | 種別 |
---|---|---|---|---|
大阪市此花区 | 179,944 ㎡ | 共用施設95棟 | 文化施設 | 新築 |
アクアが担当した業務段階
企画設計
基本計画
基本設計
実施設計
施工
維持管理




