プロジェクト[物流倉庫CM活用事例]LOGI LAND羽生Ⅲ

物流倉庫ブランドのシリーズ化及びドミナント戦略における第3弾プロジェクトを支援

株式会社ロジランド

物流倉庫ブランドのシリーズ化及びドミナント戦略における第3弾プロジェクトを支援

本プロジェクトは、お客様のドミナント戦略の第3弾として開始されました。羽生Ⅰ、羽生Ⅱに続いて、アクアは引き続きインハウスエンジニアという立場で本プロジェクトに参画致しました。羽生Ⅰ、羽生Ⅱで採用した仕様や検討した課題等を参考とすることで、設計者・施工者との協議をスムーズに進めていくことが求められました。

今回の計画においてお客様からは、物流施設としての適正な仕様を維持しつつ出来る限りの工事費抑制、設計施工分離発注方式であることを踏まえた各社の調整及び品質確保支援、建設費を抑えるべく施設規模に見合った施工実績が豊富で品質などのリスクが少ない施工者の選定、の3点について要望がありました。

アクアは各設計段階及び工事施工段階において、各種分科会に参加し、工程・品質・コストが適切な状態で進捗しているかを確認しました。尚、コストの適正化を図りながら、設計図書のチェックを行い適正仕様及び適正品質を確保する役割を果たしました。
工事施工段階の仕様変更に伴うコストの増減については、随時妥当性の検証を行いました。工事費予算から超過した場合には他の項目でのVEを提案し、予算との調整を行いました。これらのコストマネジメントを適宜実施することで、工事費予算内での収斂且つスケジュール通りの竣工を迎えることが出来ました。また、品質面に関しては施設標準仕様の整備を行い、お客様が並行して開発している他物件と比較しながら建物規模に見合った仕様の適正化を行いました。
アクアはお客様のインハウスエンジニアという立場でお客様及びテナントの要望を取りまとめ、設計者や施工者とのハブとしての役割を果たしました。各関係者と良好なコミュニケーション体制を構築することでCMを採用していることのメリットを経験して頂けました。結果として設計者・施工者を含む各関係者と課題解決に向けた真摯な検討が出来、お客様の希望通りの建物が完成しました。

プロジェクト概要

所在地
埼玉県羽生市
延床⾯積
29418.45 ㎡
構造・規模
S造、地上3階
用途
物流倉庫
種別
新築

アクアが担当した業務段階

  • 企画設計
  • 基本計画
  • 基本設計
  • 実施設計
  • 施 工
  • 維持管理

お客様の声

基本設計段階において超概算ではなく詳細概算によるゼネコン選定を行ったことにより、中堅ゼネコンによる競争原理が効果的に働いたため、同価格帯であるが他物件より仕様が良い物件とすることができた。また、基本設計概算でアクアによるコストの妥当性検証を行ったことで、その後の増減が明確化し精算見積時のコスト調整が容易だった。
上記により目標予算を達成し工事請負契約を締結させることができた。

株式会社ロジランド ご担当者様

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