プロジェクト［オフィスビルCM活用事例］東急コミュニティー技術研修センター NOTIA

大手不動産管理会社による30年ぶりの自社研修施設新築プロジェクトの成功に貢献

大手不動産管理会社による30年ぶりの自社研修施設新築プロジェクト。
お客様は、新研修施設に対し、技術系社員を育成する十分な機能を持つこと、最先端の環境性能を備えたZEB（建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物）であることを求めていました。
様々な研修用施設と最新の省エネ設備の両立及びそれらの特殊性も含めたコストコントロールが課題でした。

アクア参画時には既に設計施工者が選定されており、基本計画の途中段階でした。アクアは概算見積を作成しコストのベンチマークを設定すると共に、設計施工者の概算見積と比較することでその妥当性を検証しました。
研修設備や省エネ設備においても詳細な図面が無い中で、アクアがコストを算出・検証し設計施工者と協議することで適切なコストコントロールが可能になりました。
また、基本設計段階、実施設計段階においても同様なコスト検証を行うと共に高コスト要因の抽出と合理化提案を行う事で、工事費予算内での工事請負契約締結を実現し、東京都内の事務所ビルとしては初めての「Nearly ZEB」取得に貢献しました。

※Nearly ZEB：ZEBに限りなく近い建築物として、ZEB Readyの要件を満たしつつ、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近付けた建築物

空気調和・衛生工学会 学会賞 「技術賞」受賞