［ホテルCM活用事例］東京・大手町のラグジュアリーホテル | アクアのコンストラクションマネジメント実績

12の工事に分かれるホテルエリアの複雑な分離発注工事をマネジメント

高層ビル（以下本体建物）内に開業した都内某ホテル計画における分離発注工事のCM業務です。

お客様はホテルエリアにおける工事の一部を本体建物工事から切り離し、分離発注工事とする方針を決定されました。分離発注工事になることで、お客様と施工者が工事費を含めた協議を直接行うことができる一方、工事に関わる調整もお客様が行うことになります。更に、ホテルエリアの本体建物工事と分離発注工事を同時に完了したいという希望もあり、関係者の調整はより重要度、難易度ともに高く、多方面への調整が課題となっていました。そこでアクアは複数の分離発注工事の総合窓口として、お客様・本体建物施工者・分離発注施工者・コンサル等の各種関係者との調整役を担いました。

アクアは分離発注施工者の定例会を主催し、各社の課題・進捗状況をとりまとめ、お客様及び工事関係者に随時報告・調整を行いました。

計画・設計段階では、図面調整会の実施や依頼内容の説明等を行いました。工事段階では各分離発注施工者の現場入場手続きや、本体建物施工者との工程調整会を実施しました。実際には、高層ビルのエリア毎（地下・低層・高層等）で本体建物の担当者も異なるため関係者の調整は想定よりも複雑でしたが、設計・計画および工事の各段階において関係者が円滑に協議できるようにマネジメントを行いました。

アクアが総合的な情報提供と事務業務の提供をすることでプロジェクトを円滑に進めることができ、お客様のご要望を達成することができました。